山登りは、思った以上に体力を使います。

 

初心者向けの山でも片道2〜3時間ほどかかるので、食事の用意は欠かせません。

 

山登り中の食事メニューの決め方や片手でつまめる行動食など、山登り中のエネルギー切れを防ぐコツをまとめました。

 

ソロ登山とグループ登山での食事の違い

グループ山登り

 

 

食事に必要な料理道具が少なくて済むのは、グループ登山です。

 

お湯を沸かすためのバーナーやクッカー(鍋)は共有できますし、食材も何人かで分担して持って行けるので、一人当たりの荷物は少なくて済みます。

 

調理器具が少なくて済むので、食材の種類を増やしていろいろなメニューに挑戦してみてもいいでしょう。

 

一方、ソロ登山は一人で料理道具や食材を運ばなければいけないので、いかに荷物をコンパクトにまとめるかが重要です。

 

クッカーの中に調理器具をまとめたり、フリーズドライやレトルト食品をうまく取り入れて、収納スペースを節約しましょう。

山の食事

 

クッカーは軽くて扱いやすい「アルミ」がおすすめです。

 

変形しやすいのが難点ですが、チタンやステンレスと比べると手ごろでコスパに優れています。

 

おすすめは「即エネルギー」になる食事!

寒いときには温かいもの、暑いときにはスッキリ冷たいものがおいしいと感じますよね。

 

でも、標高の高い山は地上と比べて10度以上気温が低くなるので、真夏以外は「温かい食事」を選ぶのが正解です。

 

ラーメン

 

さらに、登山で消費した体力を回復するため、エネルギー源となる「炭水化物」や「糖質」を意識するようにしてください。

 

ただし、標高の高い山では、強火力で調理するメニューは難しいです。

 

「ラーメン」や「煮込み料理」など、中火でもおいしく作れるメニューの方がおいしく仕上がります。

 

栄養素をバランスよく摂取すると満腹感がUPするので、白米やラーメンなどの炭水化物に野菜やレトルトのひき肉などタンパク質をプラスしましょう。

 

なお、あると便利な調理道具や登山家たちの定番メニューについては、こちらでまとめています。

 

《参考ページ》

登山の食事・料理道具

 

調理の手間なしで食事をとりたい人は、「おにぎり」が一押しです。

 

鮭おにぎりにすればタンパク質も同時にとれますし、梅干しおにぎりなら熱中症予防にもぴったり。

 

パンも炭水化物ですが、白米と比べて腹持ちが悪いのでおすすめしません。

 

登山には即エネルギーになって、しかも腹持ちがいい「米」を使ったおにぎりを持って行きましょう。

 

小腹満たしにぴったり!片手でつまめる行動食

長時間歩き続ける山では、休憩前にお腹がすくこともあります。

 

お腹が空いてもう歩けない・・・となる前に、片手でつまめる行動食(おやつ)でエネルギー補給しましょう。

 

実際に登山家が愛用している市販の行動食5つと、おすすめコメントをまとめました。

 

カロリーメイト、ソイジョイ

カロリーメイト

  • 登山行動食の定番。

    カロリーや栄養バランスのよさならカロリーメイト、食べやすさならソイジョイ。

  • スティックタイプだから食べやすい。
  • 賞味期限が長いから非常食にもなる。

スニッカーズ

スニッカーズ

  • カロリーの高さならスニッカーズが最強!
  • 1本ですごい満足感。
  • 歩いてエネルギーを使うと無性に甘いものが食べたくなる。

    チョコでコーティングしているから真夏に持って行けないのが残念。

 

ぶどう糖

ブドウ糖

  • タブレットタイプのぶどう糖なら、ポケットに入れておけるので便利。しかも安い!
  • 空腹で歩く気力がなくなったことがあるので、30分に1個のペースで食べてエネルギー切れを防いでいます。
  • 手や口が汚れないところがお気に入り。

きなこ棒

きなこ棒

  • 糖質とタンパク質が同時に摂れて便利。ただ、口の中の水分を奪われます・・・!

    山登りにもっていくなら、きなこがまわりについていない「きなこねじり」の方がいいかも。

  • 材料が水飴ときなこだけとシンプルなので、子供の行動食にもぴったり。
  • 懐かしい味です。

ナッツ、グラノーラ類

ナッツ

  • 缶入りナッツは重たいので、ジップロップやタッパに入れて携帯しています。

    普段は健康を考えて塩無添加ナッツを買いますが、山登りでは塩分補給が必須なので「塩つきタイプ」にしています。

  • 味付きのグラノーラなら、手軽にエネルギー補給できて美味しい。バラバラになったものより、バータイプに固まったものがおすすめ。
  • 少量で満足できる。

 

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1泊2日なら山小屋を使うのもおすすめ

山登りでおいしい食事を楽しもうと思ったら、バーナーやクッカーなどの調理器具、食材など荷物が大量になってしまいます。

 

しかも、調理や後片付けなどに時間がかかるので、自炊するのは結構大変。

 

初めての登山で調理に挑戦するのはなかなかハードルが高いです。

 

1泊2日の山登りで手軽においしい食事を楽しむつもりなら、「山小屋」を利用してみましょう。

 

山小屋なら調理道具は一切必要ありませんし、料理から後片付けはすべてお任せ。

 

山頂付近の山小屋に泊まれば、ご来光や星空も楽しめます。

富士山ご来光

なお、山小屋の探し方や予約方法については、こちらで詳しくまとめています。

 

山小屋ならではのマナーについても確認しておきましょう。

 

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