設置場所や維持管理の難しさの問題から、山ではトイレの数が限られています。

 

でも、トイレに行かない為に水分を一切摂らないというわけにもいきません。

トイレ

 

 

ここでは、意外と知らないことの多い山のトイレ事情についてまとめました。

 

女性の方が気になる、生理中の対処法についてもご紹介しています。

 

登山前にトイレを済ませておくのが基本!

山はトイレの設置場所が限られていますし、数も少ないです。

 

やっとトイレを見つけても長蛇の列になっていて、なかなか自分の番は回ってこないなんてこともしょっちゅうです。

 

あとで慌てない為にも、登山を始める前に必ずトイレに行っておくようにしてください。

 

登山口に設置されているトイレも混みあうことが多いので、駅や近隣のコンビニなどで済ませておくといいでしょう。

 

トイレが見つからないまま登山開始・・・なんてことにならないように、計画段階でトイレに行けそうな場所を調べておくと安心です。

 

登山中にトイレが我慢できなくなったらどうする?

観光客の増加とともにトイレを設置する山が増えてきていますが、トイレがない山は多いです。

 

登山予定の山にトイレがあるのかどうかや、トイレがある場合にはどの地点にあるのかを調べておくようにしましょう。

 

トイレがない山の場合

トイレがない場合は山の中で用を足すか、携帯用トイレを使うかのどちらかになります。

 

山の中で用を足す場合に覚えておくと便利なのが、「トイレ」を意味する登山用語です。

男性は「きじうち」、女性は「お花つみ」という言葉を使います。

 

使い方は、

 

 

きじうちしてくるわ!


 

お花つみに行かせてもらっていいですか?


 

といった感じです。

 

なお、排泄物はそのまま肥しになりますが、使用したトイレットペーパーは持ち帰らなければいけません。

 

ニオイが気になる場合には、消臭効果のある使い捨ての袋を持参しましょう。

 

ドラッグストアや通販サイトで手に入る、赤ちゃんのオムツ用ゴミ袋も便利です。

 

山の中で用を足すのはちょっと・・・という方は、「携帯用トイレ」を持参しましょう。

 

登山客が多いところでは人目に付かないところを探すのが難しいので、女性の場合は体全体をすっぽり覆えるポンチョつきタイプがおすすめです。

《参考ページ》
「ほっ!トイレ」

なお、携帯用トイレは、100円均一やホームセンターの災害用品コーナー、通販などで手に入ります。

 

価格は1回分で100円〜500円が相場です。

 

携帯トイレ

 

ただし、100円均一で売っているものは「小用(おしっこ用)」だけのものが多いです。

 

山ではお腹を下してしまう方も多いので、大・小兼用のタイプを持参したほうがいいでしょう。

 

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山のトイレを使う場合のマナー

山のトイレには、排泄物をため込んで閉山後に放流する昔ながらのタイプ、おがくずを使って排泄物を分解するバイオトイレなどがあります。

 

ガイドブックには山のトイレの使い方が書いてありますが、山によって設置しているトイレのタイプが違うので、それぞれに合った方法で使用しなければいけません。

 

トイレの壁やドアなど、目につく場所に必ず注意書きが張られているので、それらに従って使用しましょう。

 

ただし、どのタイプのトイレにも共通して言えることがあります。

 

それは、便器内にトイレットペーパー以外のものを捨てないことと、トイレットペーパーを大量に使わないことです。

 

トイレが詰まると大勢の人に迷惑がかかるので、最低限のマナーとして必ず守ってください。

 

なお、トイレ用にポケットティッシュを持参する場合は、トイレットペーパーのように「水に溶けるタイプ」を用意するようにしてください。

 

そうでない場合には、持ち帰るのがマナーです。

 

生理中のトイレはみんなどうしているの?

生理中に登山するかどうかは、かなり個人差が大きいです。

 

生理痛がひどかったり経血の量が多くて不安だという場合は登山をキャンセルする人もいますし、生理中でも気にせず登山に出掛ける人もいます。

 

ただ、山にトイレがある場合にも、基本的にナプキンは持ち帰らなければいけません。

 

消臭袋と消臭ポーチをセットにして持って行くなどして、ニオイ漏れ対策しておきましょう。

 

また、生理中に山登りする場合は、ナプキンを多めに用意し、替えの下着も持参しておくと安心です。

 

万が一漏れた時のことを考えて、ボトムも色の濃いものにしておくと良いかもしれませんね。

 

漏れが心配だからとナプキンとタンポンの2つを使う方もいますが、タンポンを長時間取り換えられないと※TSSの心配がありますから、登山では避けた方がいいです。

 

※TSS・・・トキシック症候群。8時間を超えるような長時間使用などで起こるトラブルで、発熱や嘔吐、めまいを伴い、最悪の場合は命に係わることもあります。

 

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