登山の食事・料理道具

 

登山の楽しみの1つが、山で食べる食事ではないでしょうか。

山ラーメン

 

 

でも、山で使える道具や材料は限られているので、家で調理する時と同じようにはいきません。

 

ここでは、山ではどのような料理ができるのかということや、あると便利な料理道具についてまとめました。

 

山で食べる料理をおいしくする秘訣もご紹介します!

 

山でおすすめの料理5選

  • ラーメン
  • カレー、シチュー
  • リゾット
  • 煮物

 

標高の高い山ではお湯の温度が100度まで上がりきらないので、短時間で仕上げなければいけない料理ではなく、コトコト煮込む系の料理がおすすめです。

 

一番人気の料理は、お手軽なラーメン。

 

特に、登山家の定番「棒ラーメン」は1袋2食入りでゴミが少なくて済むことに加え、細長いパッケージでパッキングしやすいと人気です。

 

チューブタイプの肉みそを持っていくと、味にパンチが出ておいしいですよ。

 

その他、カレーやシチューならパウチタイプのものを持って行って、現地でお湯を沸かして温めるだけでOKです。

 

温かい米を食べるなら、リゾットなんかもおすすめ。

 

市販のリゾットのもとを使えば、手軽に本格的な味が楽しめます。

 

食べ物

 

あとは、軽くて日持ちする高野豆腐やひじきを使った煮物なんかもいいかもしれませんね。

 

煮物は、乾燥シイタケを持っていけばダシ要らず。

 

高野豆腐は水で戻すとボリュームが出て満腹感がありますし、たんぱく質補給にも最適です。

 

揃えておきたい料理道具

山で料理をするために、揃えておきたい料理道具をまとめました。

 

なお、ここで紹介する料理道具はアウトドア用品店や大型のホームセンター、インターネット通販などで手に入ります。

 

バーナー

温かい料理を食べるために欠かせないのが、登山用のシングルバーナー。

 

家で使うコンロの代わりに大活躍してくれるアイテムです。

 

パワフルな火力、コンパクトさ、料理のしやすさ、コスパ・・・

 

バナー

 

バーナーの種類によってメリットやデメリットは違いますから、目的や用途に合ったバーナーを用意しておきましょう。

 

なお、バーナーの種類や選び方については、こちらで詳しく紹介しています。

《参考ページ》

登山用バーナー選び方

クッカー(コッフェル)

クッカーは、英語でアウトドア用の鍋のことを指します。

 

登山用語ではドイツ語のコッフェルの方がメジャーかもしれませんが、どちらも同じような意味合いで使われます。

 

料理するための「鍋」としての機能と、料理を取り分ける「器」としての両方の機能を持ち合わせており、薄くて軽い素材で作られているのが特徴です。

クッカーの素材で多いのは、アルミ、チタン、ステンレスの3つ。

それぞれの素材の特徴をいかにまとめました。

 

<重さ>

 

(軽い)チタン<アルミ<ステンレス(重い)

 

<丈夫さ>

 

(弱い)アルミ<チタン<ステンレス(強い)

 

<値段>

 

(安い)ステンレス<アルミ<チタン(高い)

 

チタンのクッカー

 

チタンのクッカーを選ぶメリットは、軽くて丈夫なこと。

 

ただ、チタンは貴重な金属なので値段が高く、熱伝導率が悪いため焦げやすいのが難点です。

 

ステンレスのクッカー

ステンレスのクッカーは、チタン同様に熱伝導率が悪いのが難点。

 

値段は安いですが、重たいので登山用には不向きです。

 

アルミのクッカー

 

クッカーの素材で定番なのが、アルミ。

 

アルミは熱伝導率がいいので調理時間が短くて済み、バーナーの燃料節約にもなります。

 

ぶつけると凹みやすいのが欠点ですが、使い勝手やコスパを考えると一番おすすめです。

 

クッカーの容量

 

1人分なら700ml程度の大きさで十分。

 

2人で1つのクッカーを使うなら、1.5Lあると安心です。

 

大人数用のもっと大きなクッカーもありますが、荷物になりますし、誰が持っていくかも悩ましいところ。

 

大きなクッカーを持っていくのに抵抗があるなら、小さめのクッカーを持っていき、数回に分けて調理するのがおすすめですよ。

クッカー 雑誌

 

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スプーンやフォーク

スプーンやフォーク類は、衛生面に気を付けて持ち運びたいところ。

 

おすすめは、収納ケースがついているタイプです。

 

ただ、山での食事はスプーンやフォークをこまめに洗うのが難しいため、収納ケースも洗えるものを選びましょう。

 

軽さを重視するならプラスチック素材、食べやすさを重視するならステンレスや銀素材のものが向いています。

 

山で食べる料理をおいしくする秘訣

登山の達成感や外で食べる開放感から、「山で食べる料理はいつもの倍おいしい!」と感じることは多いかもしれません。

 

でも、冷静に味だけをジャッジして「山で食べる料理はマズい!」と感じる人も結構多いです。

 

山で食べる料理がマズい一番の理由は、熱々の料理が食べられないこと。

 

標高が高い山では気圧の関係でお湯が100度まで上がりませんし、気温の低い山でクッカーから料理を取り分けるとすぐに冷めてしまいます。

 

そのため、おいしく食べるためには、いかに料理を冷やさないかが重要になってきます。

 

一人分の食事なら、取り分けずにクッカーのまま食べたほうが冷めにくいです。

 

ラーメンや煮込み料理などは、調理が終わった後に火を止めず、ごく弱火で加熱し続けるとずっと熱々を楽しめます。

 

登山では、普段以上に多くのエネルギーを必要とします。

山

おいしく食べて、疲れた体を回復させてあげましょう!

 

料理道具のメンテナンスも忘れずに!

コテージ泊でないかぎりは、使える水の量がかなり制限されてしまいます。

 

また、環境への負荷を考えても洗剤を使って料理道具を洗うのは避けるべきです。

 

山で料理をした後は、トイレットペーペーなどで汚れをふき取るか、ごく少量の水で汚れを流す程度にとどめておきます。

 

しかし、このままの状態で長期間放置しておくと不衛生ですし、料理道具が傷んで使い物にならなくなってしまいます。

登山から帰ったら、その日のうちに料理道具を綺麗に洗っておきましょう。

《参考ページ》

山登り用具の手入れ

 

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