春夏秋の山登りに必要な道具

 

雪の多い冬を除いては、山登りに必要な道具はほとんど同じです。

 

ここでは、春夏秋の山登りを想定した道具をまとめました。

 

ズボン

 

 

どこで買えるのかということや、それぞれの特徴についてもご紹介します。

 

基本の服装にプラスしたい4つのアイテム

春夏秋の基本の服装は、ベースレイヤー(肌着)+ミッドレイヤー(肌着の上に着るシャツ)+アウター(ウインドシェルなど)の重ね着です。

 

これらにプラスして、あると便利なアイテムを4つご紹介します。

 

1.タイツ

タイツはショートパンツと合わせて履く人が多いと思いますが、薄手タイプのタイツならロングパンツの下に履くのもおすすめです。

 

ロングパンツの生地が脚にまとわりつくのを防ぐことができますし、肌寒い日には防寒対策にもなります。

 

春や秋には保温性の高いウール素材、夏は速乾性に優れた化学繊維という風に使い分けるといいでしょう。

 

なお、タイツには、機能性を持たせたタイプもあります。

 

  • タイツの各部の素材や伸縮性を変えて筋肉の動きを助ける「サポートタイプ
  • 足首から太ももにかけて段階的に圧がかかるように工夫された「コンプレッションタイプ
  • サポートタイプとコンプレッションタイプの機能性を兼ね備えた「ハイブリッドタイプ

 

この3つが主流です。

タイツの価格はノーブランドの安いものだと3,000円くらいで買えますが、CW-X(シーダブリューエックス)やミズノなど有名ブランドのタイツだと1万円を超えるものもあります。

タイツ

CW-X(シーダブリュー・エックス)より

2.帽子

汗をかくとムレて不快だから帽子は苦手・・・という人は多いと思いますが、熱中症対策のために帽子は欠かせません。

 

ムレが気になる場合は、速乾性の高い化学繊維を使用した薄手の帽子がおすすめです。

 

どうしても帽子が苦手なら、タオルやバンダナを頭に巻いて代用しましょう。

 

レインウェアについている帽子と併用する場合は、帽子のツバが前面にだけついたキャップタイプを選ぶようにしてください。

 

前面をぐるりとかこむようにツバがついたタイプだと、レインウェアの帽子と干渉してかぶり心地が悪いです。

 

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3.グローブ

心臓から離れたところにある指先は特に冷えやすい部分です。

 

ウェアではカバーしきれないので、グローブを用意しておきましょう。

 

グローブの素材は、化学繊維とウールの2種類があります。

 

化学繊維のグローブは薄手で乾きは速いのですが、濡れると冷たさを感じやすくなるのがデメリットです。

 

一方、ウールのグローブは乾きが遅いものの、多少濡れても温かさが持続します。

 

どちらを選ぶのかは天気や好みによりますが、バックパックの中に1つ入れておくと安心です。

 

4.レインウェア

日本は雨が降りやすく、急に天気が変わってしまうことも珍しくありません。

 

雨が降ってきたときに慌てないように、レインウェアを用意しておきましょう。

レインウエアー

 

レインウェアについて、詳しくはこちらの記事でまとめています。

これさえあれば大丈夫!便利アイテムまとめ

山登りの時にリュックに入れておくと便利なアイテムをまとめました。

 

万が一の時に備えて必要なものも多いので、早速チェックしていきましょう。

 

欠かせない小物

  • 方位磁石(コンパス)
  • 登山用地図
  • 筆記用具
  • タオル、ティッシュ
  • ビニール袋、圧縮袋
  • ザックカバー(リュックにかぶせる防水カバー)


方位磁石は、100円ショップやホームセンター、文具店などで手に入る安いもので十分です。

 

筆記用具は登山用地図にメモを書き込んだり、万が一のアクシデント時に伝言をかいたりするために使います。

三菱ペン


おすすめは、速書きしてもかすれにくい「uni POWER TANK(三菱)」。

 

インクが加圧されているので水で濡れた用紙にも書きやすく、寒い季節でもインクの出が悪くなることがありません。

 

登山用地図は、雨に備えて市販のマップケースに入れておくと安心です。

 

特に、国土地理院が発行している地形図はかなり水に弱く、ちょっと濡れただけでインクがにじんで読めなくなってしまいます。

地図

 

しっかり防水加工された登山地図でない場合は、マップケースに入れて持ち歩くようにしましょう。

 

ビニール袋や圧縮袋は、ゴミの持ち帰りや濡れた衣類等を持ち替えるときに便利です。

 

大・小それぞれのサイズを2〜3枚持っていくといいでしょう。

 

登山用リュックは耐水加工がされているものがほとんどですが、チャックの部分から雨水が入ってしまう可能性を防ぐためにもザックカバーがあると安心。

 

リュックのサイズとザックカバーのサイズが合うかどうか、事前に確認しておきましょう。

 

スマホにも一工夫!

スマホ

スマホはGPS機能がついているので、地図代わりにもなって便利。

 

ただ、GPS機能を作動していると電池の減りが早いので、スマホのGPSを使う予定でも登山用の地図や方位磁石は必ず持参しましょう。

 

万が一に備えて予備のバッテリーがあると安心です。

 

急に雨が降ってくることも想定して、スマホ用の防水カバーを用意しておくのもおすすめです。

 

防水カバーは100円均一や家電量販店、amazonや楽天などのネット通販で手に入ります。

防水スマホケース

 

あると便利な食器類

山登りは大量の汗をかくので、こまめな水分補給が欠かせません。

 

街中のようにあちこちに自販機が設置されているわけではないので、必ず水筒類を持参するようにしましょう。

 

特に夏の登山は脱水症状が心配なので、最低でも1〜2リットルの水を持っていくようにしてください。

 

保温性を重視するならボトルが2重構造になった「保温ボトル」がおすすめですが、最近は飲み終わった後に小さく収納できる「フィルムタイプの水筒」も人気です。

 

プラティ・プリザーブ

実は、フィルムタイプの水筒には「ワイン用」もあります。

 

開栓後のワインを詰めておけば空気に触れないので酸化しにくく、山登りでもおいしいワインが楽しめます!

 

飲み口から直接飲めるのでグラスを用意する必要もありません。

 

日本酒やウイスキーなんかも入れることができますよ。

 

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