雨具を一番最初に買うこと!山登り用具の鉄則

 

気温が高く、雨の多い日本。

 

日本で山登りする場合には、万が一の雨に備えて雨具は必ず持っていくべきです。

雨の山登り

 

 

 

でも、山登りにどんな雨具が必要か分からない人も多いと思います。

 

ここでは、どのようなものを揃えればいいのかということや、選び方のポイントについてまとめました。

 

山登りに欠かせない6つの雨具と選び方

ここで紹介する6つのアイテムは、「雨の時しか使わないから」とバックパックの奥底にしまいこんでしまうことのないようにしてください。

 

山では、小雨がほんの数分で豪雨に変わってしまうこともありますから、すぐに取り出せる場所に収納しておきましょう!

 

レインウェア

雨で肌表面が濡れてしまうと、体温を奪われて気温以上の寒さを感じるようになってしまいます。

 

「夏だから、寒いくらいでちょうどいい」というのは大間違い。

 

雨でぐっしょり濡れたままだと、たとえ夏でも低体温症になって命を落としてしまう危険性があるのです。

 

冷たい雨から体を守るためにも、レインウェアは必ず持っていきましょう。

 

レインウェアは、レインスーツと呼ばれる上下がバラバラのタイプが着脱しやすく、動きやすいです。

 

レインウエアー

ジャケットのフロント部分がダブルファスナータイプのものだと、下側だけ開けることができるので脚が動かしやすいというメリットもあります。

 

防水性能を重視するなら、ファスナー面積が少なめのプルオーバータイプのジャケットか、ポンチョタイプを選ぶといいでしょう。

 

ポンチョタイプは風を吹き込みやすいため強風には弱いのがデメリットですが、大きめのポンチョタイプならバックパックの上から着られるので、ザックカバー代わりにもなります。

 

また、意外と見落としがちなカフ(袖口)部分の機能性にもこだわりたいところです。

 

手元は意外と雨が入り込みやすいので、カフが絞れるタイプを選ぶといいでしょう。

 

袖口が面ファスナーで調整できるようになっているものや、袖口にゴムが入ったものなどがあります。

 

更に防水機能を上げたい場合は、袖の外側にリストバンドを装着するのがおすすめです。

 

なお、雨が降っていると周囲が薄暗くなります。

 

モノトーンカラーのレインウェアだと、景色と同化してしまい、仲間とはぐれてしまう危険性も・・・。

 

万が一のことを考えると、赤色など目立つカラーのものがおすすめですが、好きな色のレインウェアでオシャレを楽しみたいという人は、リフレクター(光を反射する素材)が使われたレインウェアを選ぶと良いかもしれません。

 

ピカピカと反射するので、暗闇でも見つけやすくなります。

 

ゲイター

ゲイター

ゲイターは、日本でいうところのスパッツのようなものです。

 

足元から雨水が入ってしまうのを防いでくれるのはもちろんのこと、晴れているときには小石や砂が入り込んでくるのを防げます。

 

ゲイターには様々な長さのタイプがありますが、雨対策ならひざ下まで覆えるセミロングもしくはロングタイプを選ぶといいでしょう。

 

足首までしか覆えないショートタイプは、レインパンツと隙間ができやすいので雨対策にはおすすめしません。

 

ゲイターの着脱方式は、面ファスナーもしくはファスナー(チャック)になっているのが一般的です。

 

ファスナータイプの場合は、ファスナーの隙間から雨水が入り込まないように表面が耐水性の生地で覆われています。

 

面ファスナーの方がサイズ調整しやすくフィット感がありますが、防水性を重視するならファスナータイプを選びましょう。

 

フィット感も機能性も重視するということであれば、ファスナーと面ファスナーが2重になったタイプを選ぶといいかもしれません。やや重たくなりますが、脚にしっかりフィットしますし雨水も入りにくいです。

 

なお、パンツの上からゲイターを被せると足元の泥汚れは防げますが、雨水が入りやすくなります。防水性能を高めたいときは、パンツの内部に巻き込むように装着してください。

 

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ザックカバー

リュックのカバー

市販のバックパックは必ずと言っていいほど防水仕様なのですが、縫い目やチャックの部分から雨水が流入してしまう可能性があります。

 

そこで役立つのがザックカバーと呼ばれるバックパック用のレインウェア。

 

バックパックの上からすっぽり被せることで、大切な荷物が濡れてしまうのを防ぎます。

 

サイズが合わないとうまく装着できないので、購入前にはバックパックのサイズとザックカバーのサイズを確認しておきましょう。

 

大きめのゴミ袋を被せて代用することもできますが、風が強いと吹き飛ばされてしまうこともあるのでおすすめできません。

 

ザックカバーは80〜200gと軽量ですし、コンパクトに収納しておけるので1つ常備しておくと安心です。

 

レイングローブ

雨が降った時に、意外と冷えるのが手先。

 

レインウェアではカバーしきれない部分なので、気温が低い季節にはレイングローブでカバーしてあげましょう。

 

レイングローブを選ぶときのポイントは、5本指で完全防水タイプであること。

 

レイングローブという名前で売られていても完全防水ではないものは意外と多いので、購入前に「完全防水かどうか」を必ず確認しておきましょう。

 

おすすめは、モンベルのアウトドライレイングローブ。

 

イタリアのアウトドライ社が開発した、アウトドライという防水生地を直接ラミネートしたレイングローブです。

 

アウトドライ素材の特徴は、水をほとんど吸収しないということ。

 

ゴアテックス素材と違って雨で濡れても重たくならないので、雨の中でも快適に使用することができますよ。

 

レインハット

帽子

レインジャケットにはフードがついていますが、体からの熱気が首元から抜けずにこもってしまうため不快なこともあります。

 

小雨程度なら、レインハットを使うといいでしょう。

 

レインハットには、頭の周囲をぐるりと囲むようにツバが付いたタイプと、ツバが前方にしかついていないキャップタイプの2種類がありますが、おすすめはキャップタイプ。

 

キャップタイプなら、小雨から急に本降りになってきても上からウェアのフードをサッと被るだけで雨を防げます。

 

一方、ハットタイプだと周囲のツバが邪魔になって、ウェアのフードとの間に隙間から雨が入ってきてしまうことも。
レインハットを単独使用するのか、それともレインフードと併用するのかによってデザインを決めるようにしてください。

 

化学繊維のタオル

山登りでは、汗や雨で濡れた体を拭くためのタオルが欠かせません。

 

タオル

 

タオルを持っていく人は多いと思いますが、その時の素材にもこだわってみましょう。

 

おすすめは、化学繊維でできたタオル。

 

綿素材のタオルより速乾性に優れていますし、水洗いするだけで汚れが簡単に落とせます。

 

山登りではできる限り荷物を減らした方が身軽ですから、洗って乾かして何度も使える化学繊維のタオルは非常に便利です。

 

雨の時だけでなく、暑い時期にはタオルを水で濡らして首にかけておけば、蒸発熱の効果で体温を下げる効果も期待できますよ!

 

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